黒谷和紙にリニューアル Day:2023.05.10 16:29 Cat:日々の暮らし 仕事場の離れー陶磁器のストック場所と化していた床の間を黒谷の和紙アーティスト ハタノワタル氏に和紙を貼ってもらった。床の間の壁は昭和時代の砂壁でボロボロと砂が落ちてうんざりしていた。押入れの襖もかなり汚く壊れていたのでハタノ氏を通じて表具屋さんの福原氏に同じ和紙を貼ってもらい新調した。長い間仕事場だし•••と目をつむっていたが、一角だけ我が家の仕事場には勿体無い空間になる スポンサーサイト URL Comment(0)Trackback(0)Edit
「それぞれの工房展」という・・・ Day:2023.04.29 15:16 Cat:作品展 それぞれの工房展5月3日~5日の三日間のみ10時~5時詳細はこちら こちらに引っ越してきて29年?になる。考えればずいぶんな年数。引っ越した当初は珍しいのかいろんな方が突然訪ねてこられたり、まだ他の都市からの移住者が少なかったせいか田舎暮らしに興味がある方等も時々訪ねて来られた。我が家はギャラリーやショップはない。連れ合いも私も細かな仕事に集中している最中の来客は正直困った。なので突然のお客様には申し訳ないけどお断りすることも。しかし、京都や大阪等の作品展には中々行けないけど器を欲しいという方や見てみたい方が近隣の町にもいて下さる。それではと一年に一度オープンハウスにして展示して見ていただくことにした。当時近くに移住してきた仲間達も同じ思いだったので、それぞれの自宅工房を同じ日に開放して回っていただこうと相成った。1〜2年のつもりが当時は珍しかったのか、近くの方だけでなく遠方からも楽しみにして下さる方が来ていただき、なんだかんだとメンバーが多少入れ替えしながらも25回(多分)を超えてしまったのだ。そんな恒例行事もコロナで3年中止となり久々の開催。海老ヶ瀬工房は今回陶磁器だけの展示です(着物も1点ほどは展示予定かな)毎回好評の器のお買い得のコーナーあり自宅なので肩肘張らない気楽な展覧会です♪申し訳ありませんが今回は毎回お出ししていたお茶は取りやめます🙇♀️年月と共に私たちも歳をとりそして元々古い家が益々古くなったけれど、GW、里山のドライブがてらよろしければどうぞお越しください。 URL Comment(0)Trackback(0)Edit
金沢散歩 Day:2023.04.26 09:01 Cat:おでかけ コロナも落ち着きやっと母ともゆっくり会えることになり金沢に行ってきた。妹も交えて母娘3人で食事を共にしたのは何年ぶりだろう。その間母の体力も随分落ちてしまった。しかし新緑の中、少しドライブできただけでも嬉しい。母を送ってから禅の道場もあるという大乗寺に行ってみる。夕方もあり人も少なく境内も厳かな空気で気持ちがいい。近くには金沢が一望できる丘陵公園もあり、ここでは日がな一日過ごせそう。翌朝は観光客の多い街中を避けて散歩。W坂を降りて犀川のほとりを歩き寺町を抜ける。もう使われていない古い旅館やお寺がたくさん並ぶ街の風景を楽しむ。金沢はいつ来ても美しくていい街だなあと思う。なかなか親孝行できないのに、ここに住めて今とても幸せだと何度も言う母に救われている。 URL Comment(0)Trackback(0)Edit
第52回日本伝統工芸近畿展 のお知らせ Day:2023.04.10 10:43 Cat:作品展 お知らせ遅くなりましたが、4月12日(水)〜17日(月) 京都高島屋グランドホールにて「第52回日本伝統工芸近畿展が開催されます。私も着物作品展示しています。今回は源氏物語のイメージで制作。あらためて考えると源氏物語をテーマにした作品をかなり作っているなと思います。各部会の作品も見応えあるのでぜひご高覧ください。また6階美術画廊では「技の美・現在展」、美術工芸サロンではSAKEの器展」も開催されますので併せてお楽しみください URL Comment(0)Trackback(0)Edit
家庭画報に掲載して頂きました Day:2022.06.04 00:10 Cat:織り 美しいキモノ夏号に着物作品「California Route 49」掲載していただきました。吉田羊さんの着こなしはとてもクールでカッコいい❣️今を生きる着物私の目指したい着物の在り方合わせて下さった帯は恩師北村武資先生の羅の帯でとても嬉しい。この作品、以前制作した「New York Subway」に続くアメリカへの旅でインスピレーションを受けて制作した着物。「作家の夏着物」のページには同じく北村先生の工房で共に学んだ姉弟子の松田えり子さんや友人の宮入さんの作品等も掲載されています。どれも素敵です。 URL Comment(0)Trackback(0)Edit
熊本 天草 の旅 Day:2022.04.28 10:38 Cat:おでかけ 熊本で仕事があり、合間に伝統工芸館で開催中の「山村省ニとその弟子達展」に見に行ってから初めて熊本城へ。6年前の地震の爪痕がまだまだ残っていました。せっかく熊本まで来たので後から来た夫と落ち合いレンタカーで天草から長崎、佐賀県に旅をする事に。まず天草へ。潜伏キリシタンの暮らしていた穏やかで小さな漁村の崎津集落。教会がある光景は不思議な気もします。中は写真撮影が禁止です。アーチが美しく畳敷きです。 禁教の中、密かに祈りを捧げた場所でもある崎津諏訪神社から眺める教会はその歴史を物語っているようです。神社の横には崎津教会が立つ前に使われていた民家。マリア像が佇んでいます。そこから少し行った小高い山上には美しい大江天主堂があります。ちょうどお昼だったので鐘の音が響きました。潜伏キリシタンの歴史も色々知ることができました。 URL Comment(0)Trackback(0)Edit
恩師、北村武先生 Day:2022.04.06 00:24 Cat:織り 仕事中、ふと目に入った名前もわからないこの道具。また少し涙が出そうになる。経糸を機にかけ綜絖やフルエを通す際に使う道具。これも先生が自ら作ってくださったものの一つ。竹を火でゆっくり炙り曲げている最中も、「こうやって道具も自分でつくらんとな」と色々お話しされながらの光景、昨日のことのように思い出します。もう42年も使っているから良いツヤが出ています。3月31日尊敬する恩師北村武資先生が桜満開の中ご逝去されました。この機も先生のところから独立する際に他の道具とともに頂いたもの。修行中もそして独立してから今日まで折に触れてご指導頂だき感謝の気持ちでいっぱいです。常に前を向いてストイックに織りを追求し続けた先生。羅と経錦の二つもの重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された後も常に挑戦され続けていらっしゃいました。この数日、先生との様々な思い出が浮かんできます。まだまだ頼りない私ですが、先生から頂いた沢山の宝物を少しでも大切に生かして行かなければと思います。本当にありがとうございました。ご冥福を心からお祈りいたします。 URL Comment(0)Trackback(0)Edit
植物の力 Day:2022.03.01 08:14 Cat:徒然なるままに ウクライナヘルソン州の女性が侵攻してきた若いロシア兵に「何しにきたの?私たちの土地に来て一体何なの?ひまわりの種をポケットに入れなさい。死んだらひまわりがたくさん咲く」と詰問している映像を見た。兵士のお母さんくらいの歳の女性かもしれない。詰問されているロシア兵士もまるで叱られてる子供のように戸惑いちゃんとした言葉になっていない。彼らもなぜ罪もない人々の土地を攻撃し人を殺さねばならないのか戸惑っているようにも見えた。戦争の悲哀を描いた映画ひまわりはウクライナのこの地で撮影されたと聞いている。「ひまわりの種をポケットに」と言った女性の悲しみ、戦争がいかに愚かなのかが彼らの心に響き、広大なひまわり畑のようにどんどん広がっていければと祈りたい。年末に降った雪が根雪になってカチカチに固まっている。染料に使っていた木瓜やバラを雪の塊から救出したがポキッと折れてしまったり折れ曲がって立てなくなっている。それでも赤い小さな花芽がついていた植物の力を信じたい URL Comment(0)Trackback(0)Edit
深める・拡げるー拡張する伝統工芸展 Day:2022.01.30 11:37 Cat:未分類 参加している三越本店開催中の「 深める・拡げるー拡張する伝統工芸展」明日までです橋三越本店「深める・拡げるー拡張する伝統工芸展」外舘和子先生監修でアートをイメージできる新しい伝統工芸をドラマチックに演出。今日までの開催です。田辺竹雲斎さんの竹のオブジェが存在感あり、今迄にない工芸展の見せ方を提示されています。 URL Comment(0)Trackback(0)Edit
本年もよろしくお願いいたします Day:2022.01.07 00:27 Cat:作品展 本年もどうぞよろしくお願いいたしますコロナもまだ落ち着きませんが、今年はよい年にしていきたいですね。新年早々展覧会のお知らせ 「深める・拡げる―拡張する伝統工芸展」 文化庁主催本展は、文化庁の主催により開催されるもので、「日本伝統工芸展」とは異なる、新しい切り口での展示を試みる展覧会です。企画監修協力者として、多摩美術大学教授・工芸評論家の外舘和子氏を迎え、進化と深化を続ける伝統工芸の技に焦点をあて、その系譜や表現の多様性を紹介します。陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸の7部門から、いくつかの技をとりあげ、その技を用いた表現の拡がりを紹介。重要無形文化財保持者(人間国宝)から若手まで、卓越した技で新たな表現に挑んだ創意あふれる作品約70点を展示します。インスタレーションなどによるドラマチックな空間演出や暮らしの中でのアートをイメージできる身近さを演出した展示方法、分かりやすく親しみやすい解説で、伝統工芸の新しさを体感できる展覧会です。令和4年1月19日(水)~1月31日(月)午前10時~午後7時(最終日は午後6時まで)会場日本橋三越本店 本館7階催物会場入場料無料場合によって時間の変更や中止する場合も有りますので最新の情報,いつ腰本店ご確認ください。三越HP主催:文化庁 文化庁HP URL Comment(0)Trackback(0)Edit
第68回日本伝統工芸展のお知らせ Day:2021.10.26 01:07 Cat:作品展 11月5日~7日の3日間、第68回日本伝統工芸展が京都産業会館ホールで開催されます。海老ヶ瀬順子着物作品も 展示いたしております。私は7日3:30〜会場にいます。最終日入場4:30までです。ご注意下さい。詳しくは 「日本工芸会近畿支部のHP」 ご覧ください★ また海老ヶ瀬保作陶展を ギャラリー中井にて開中ですので併せてご高覧頂ければ幸いです。 URL Comment(0)Trackback(0)Edit
海老ヶ瀬保作陶展 のお知らせ Day:2021.10.26 00:27 Cat:作品展 11月2日~7日 ギャラリー中井 (京都市中京区)詳しくは 海老ヶ瀬工房 HP期間中、作家在労しています。お時間ありましたらどうぞご高覧ください URL Comment(0)Trackback(0)Edit
コブナグサ Day:2021.10.16 13:29 Cat:織り 敷地が割と広い田舎屋に住んでいるので草刈りに追われ庭の手入れせず荒れ放題。母にあきれられていましたが、その言い訳にに使っているのが「染料になる草が生えるからそのままにしてる」その言い訳の材料の一つがこのコブナグサ。きれいな黄色に染まりますが、黄色に染められる染材が他に豊富にあるので最近はあまり使ってませんでした。葉っぱが小鮒のように見えるからコブナグサといわれるとの事ですが、我が庭に穂も茎の色も同じなのに葉っぱが笹のように細長い物が混じって生えています。調べたけれどその草の名前が分かりません。少々混じってもさしさわりないのでそのまま使用。黄八丈も「ハチジョウカリヤス」とも呼ばれているこのコブナグサで染めます。やっぱりきれいな色! URL Comment(0)Trackback(0)Edit
本日から Day:2021.09.28 11:56 Cat:作品展 本日から大阪本町のエスパス446にて『海老ヶ瀬保陶展』始まります。お近くにお越しの際はどうぞご高覧ください作家在廊は 本日28日(火) 30日(木) 10/5日(火) 1010/8日(金)休廊10/4(月) URL Comment(0)Trackback(0)Edit
共存 Day:2021.09.24 10:25 Cat:日々の暮らし 洗濯ものを干しに出たら、雨蛙がいい場所に鎮座してます。なんだか難しいことを考えているような顔にも見えます(笑)おじゃませぬよう少し離して干しました。3日前のことなんですが、朝起きると工房のすぐ横に設置しているニホンミツバチの巣箱があらされていてびっくり!熊です!!最近、市のお知らせメールで熊の目撃情報が多く入っていたし、息子も車で夜走行中遭遇。ご近所の柿の木や葡萄棚が荒らされていたので用心はしていましたが・・・2~3年前にもすぐご近所によく熊が来ていましたが、我が家の愛犬鈴の匂いがあるせいなのか?ミツバチもその横の柿の木も今まで全く被害が無かったのに・・・今回愛犬鈴は家の中とはいえ全く気がついてくれなかった!倒された無残な巣箱ニホンミツバチの管理してくださってるSさんが早々に直して電柵を設置してくださいました。又熊が来て触ったら懲りてもう近づいてこないとか。今回は子育ての部屋が食べられていたもよう。幸い途中で車が通ったかそれとも我が家のセンサーライトに驚いたのか全滅ではなかったので、女王鉢が残っていたら大丈夫とのこと。巣箱はこれ一つだけなので残っていればいいけど…里山の人々の生活も変わり、気候の影響もあり山の動物たちとの共存も難しくなってきました。 URL Comment(0)Trackback(0)Edit